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岸 田 拓 士 会 長 辻 井 昭 雄 様 京都大学教育研究振興財団助成事業 成

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岸 田 拓 士 会 長 辻 井 昭 雄 様 京都大学教育研究振興財団助成事業 成
京都大学教育研究振興財団助成事業
成 果 報 告 書
平成21年10月22日
財団法人京都大学教育研究振興財団
会 長 辻 井 昭 雄 様
所属部局・研究科
理学研究科
職 名・学 年 研究員
氏 岸 田 拓 士
名 事 業 区 分
平成 21年度 ・ 国際研究集会派遣助成 研 究 集 会 名
第18回海棲哺乳類学会大会
18th Biennial Conference on the Biology of Marine Mammals
発 表 題 目
Genetic basis of cetacean olfaction: comparative studies of olfactory receptor
gene repertoires among aquatic-adapted tetrapod species
開 催 場 所
カナダ ケベック州 ケベックシティー
渡 航 期 間
平成21年10月10日 ∼ 平成21年10月19日
成 果 の 概 要
タイトルは「成果の概要/報告者名」として、A4版2000字程度・和文で作成し、添付し
て下さい。 「成果の概要」以外に添付する資料 ■ 無 □ 有(
)
交付を受けた助成金額
200,000
円
使 用 し た 助 成 金 額
200,000
円
返納すべき助成金額
0
円
学会参加費 305USD (27500円)
航空券 100790JPY (100790円)
会 計 報 告
宿泊・滞在費の一部 71710円
助 成 金 の 使 途 内 訳
( 使 用 旅 費 の 内 容 )
(上記に充当)
成果の報告 / 岸田拓士
概要
報告者は、京都大学教育研究進行財団の平成21年度国際研究集会派遣助成 II 期採
択者として 2009 年 10 月 11∼16 日にかけてカナダ・ケベックシティで開催された第
18 回海棲哺乳類学会大会に参加し、海棲四足動物の嗅覚の分子機構に関する発表を口
頭にて行った。
学会に参加して
この学会には 2000 人以上の研究者が参加し、282 の口頭発表、およびおよそ 800 の
ポスター発表が行われた。非常に演題が多く、全てを聴講するのは不可能であったが、
いくつかの非常に興味深い研究を知ることができた。特に、フィンランド・ヘルシンキ
大学の Sirpa Nummela 博士による、鯨類の聴覚と生息環境との相関関係に関する研究
報告は、現在報告者が嗅覚で行っている研究の聴覚版であり、報告者の今後の研究方針
を決める上で、多いに参考になった。
研究発表
報告者は、10 月 14 日の午後の Sensory Biology & Neurobiology のセッションにて
15分間の口頭発表を行い、クジラやイルカ、ウミヘビなど様々な海棲四足動物の鼻腔
の解剖学的諸特徴とその動物が持っている嗅覚受容体遺伝子との関係性についての研
究結果を発表した。内容を詰め込みすぎたためか、発表時間が持ち時間の15分をやや
超過してしまい、このためにあまり質疑応答の時間がとれなかったことが残念であった
が、その後のコーヒーブレイクの時間に多くの質問や感想などを直接頂くことができた。
特に、フロリダ大学でジュゴン・マナティーの嗅覚の研究を行っている Iskande Larkin
助教の研究グループから共同研究に関するオファーを頂くなど、多くの参加者に興味を
持ってもらえたようである。
共同研究に関するディスカッション
報告者はまた学会開催中に、現在ホッキョククジラの嗅覚に関する共同研究を行って
いる北東オハイオ大学の J.G.M. Thewissen 教授と Meghan Moran 院生、およびアラ
スカ州ノーススロープ郡野生動物管理局の Cheryl Rosa 博士と、現在までに得られたデ
ータに関して討論を行った。お互いの研究の本拠地が互いに遠く離れており、普段は電
子メールでのやりとりが主であったため、お互いに顔を突き合わせてディスカッション
を行う非常に良い機会が得られた。
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