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はじめに・目次

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はじめに・目次
霞ケ浦への招待
ファイル1
西浦の あけぼの
霞ケ浦への招待
An Introduction to
Kahology
はじめに
このホームページ・ファイルは、湖としての霞ケ浦、人の生活域としての霞ケ浦の概略
を述べたものです。全体は 5 部構成で、「Ⅰ霞ケ浦のすがた」では霞ケ浦の地理・地史を、
「Ⅱ霞ケ浦の水」では湖水の物理・化学と物質の動きを、
「Ⅲ霞ケ浦の生物」では霞ケ浦の
動植物を、「Ⅳ霞ケ浦と人とのかかわり」では湖の利用と水害などを、「Ⅴ霞ケ浦の水質汚
濁」では水質悪化の問題を扱っています。湖沼学の大先達である吉村信吉先生は、理学的
面と社会的面を包括した総合湖沼学の必要を 1930 年代に説かれています。浅学ながら先生
のお説に沿って霞ケ浦を語ろうとして、この構成になりました。大学 1,2 年程度を念頭に
記したつもりですが、面倒なところは飛ばしてください。
タイトルは、地球環境化学の先達である半谷高久先生の著書『陸水学への招待』(1980
年)にあやかり「霞ケ浦への招待」としました。霞浦の音読みはカホで、カホは霞ヶ浦の
雅称です。そこで「霞ケ浦の話」
(霞ケ浦学)を KAHOLOGY と英訳してみました。筆者
の不勉強不注意から記述には欠落や誤りも多いと思います。ご指摘ご叱正をいただければ
幸いです。末筆ながら、資料の使用を許諾された関係諸機関、ならびにファイル作成に助
力を得たセンター職員各位に厚く御礼申しあげます。
2012 年
7月
前田
(2013 年3月
改訂)
修
(茨城県霞ケ浦環境科学センター長)
おことわり
1
引用文献等の記載は最小限にとどめています。
2
事項索引はつけていません。
3
行政機関等の名称をつぎのように略しました(旧名称も現名称に統一しています)
。
霞河川
国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦河川事務所
水機構
独立行政法人水資源機構利根川下流総合管理所
国環研
独立行政法人国立環境研究所
県企業局
茨城県企業局水質管理センター
広報広聴課
茨城県広報広聴課
霞センター 茨城県霞ケ浦環境科学センター
4
挿入図のうち、
「霞河川資料」とあるのは霞ヶ浦河川事務所作成のパンフレット・リー
フレットからの引用、またはとくに提供頂いた写真等です。
「水機構資料」とあるのは、
「ダム等フォローアップ委員会霞ヶ浦部会資料」ほか、水資源機構利根川総合管理所
から提供いただいたものです。
「アーバンクボタ」とあるのは、株式会社クボタ、コー
ポレート・コミュニケーション部から引用を許可されたもの(2011 年 6 月 11 日
許
可番号 1135)です。「広報広聴課資料」とあるのは、茨城県広報広聴課が長年にわた
り収集した画像の一部です。
目
次(もくじ)
目次(このファイル) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル1
Ⅰ
霞ケ浦のすがた
1 霞ケ浦の輪郭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル2
(霞ケ浦とはどこか
霞ケ浦をひとまわり)
(湖内の工作物など)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル3
2 霞ケ浦の生い立ち・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル4
(古代中世の霞ケ浦
霞ケ浦の誕生
利根川東遷)
3 湖としての霞ケ浦 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル5
(湖とは
Ⅱ
湖の地形
湖の形などの指標
湖の変化)
霞ケ浦の水
4 水の出入り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル6
(湖水の出と入り
霞ケ浦の水収支)
5 湖水の動き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル7
(湖流
6
波)
水中の光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル7
(水中光の性質
相対照度と生産層
光の消散係数
透明度・透視度・濁度)
7 湖の水温
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル
(水温の性質
水温の変化
温度成層
温度成層による湖の類別
浅い湖と深い湖)
8 湖水中の物質 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル
(溶けている物質と混じる物質
溶存酸素
粒子状物質
8
9
湖水の化学的状態の指標
塩分と塩素量)
(栄養塩類 湖沼型) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル 10
9
生物活動と水中の物質変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 11
(生命維持の作用 有機物の生産
10
呼吸
化学成層
従属栄養)
・・・・ ファイル 12
生物活動と主要元素の動き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ファイル 12
(炭素の動き 窒素の動き リンの動き エネルギーの流れ)
Ⅲ
霞ケ浦の生物
11
水生生物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 13
(水中の生活
12
水生生物の類別)
霞ケ浦のプランクトン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 13
(細菌プランクトン 動物プランクトン 植物プランクトン)
13
霞ケ浦の植物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 14
(水生植物
14
鳥類
その他の脊椎動物
動物ベントス
湖岸湿地の昆虫など)
生物の多様性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 16
(生物相
Ⅳ
エコト-ン)
霞ケ浦の動物 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル 15
(魚類
15
湿生植物 ヨシ 海浜植物
絶滅のおそれがある生物
外来生物
生物多様性
自然再生)
霞ケ浦と人とのかかわり
16
自然物とのかかわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 17
(自然物の採取
17
霞ケ浦を捨て場に 湖の地形改変)
霞ケ浦の舟運 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル 18
(舟運の利便性
18
霞ケ浦と病気
内海江戸廻り
江戸・東京航路
沿岸航路)
霞ケ浦とレクリエーションなど ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル 19
(参詣 水郷観光
水上スポーツなど
明治の外国人向け旅行案内に載る水郷筑波
軍事的利用)
19
霞ケ浦の漁業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル 20
(獲る漁業
養殖漁業
水産加工
水産資源の保護育成
移入魚と外来魚)
20
霞ケ浦の洪水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル 21
21
霞ケ浦の治水と利水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイル 22
(居切堀
近代治水のはじまり 霞ヶ浦治水方針の決定
霞ケ浦の水資源開発
霞ヶ浦総合開発 霞ヶ浦総合開発の関連事業)
Ⅴ
霞ケ浦の水質汚濁
22
湖の水質汚濁 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 23
(水質と水質汚濁
23
水質汚濁の種類
霞ケ浦の水質保全 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 23
(法律による水質保全
24
自浄作用)
霞ケ浦の水質動向
霞ケ浦流入河川の水質動向)
富栄養化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファイル 24
(湖の富栄養化
植物プランクトンの増殖と窒素リン
富栄養化対策
流入負荷削減の手法 霞ケ浦の富栄養化)
おもな文献(本文記載のものを除く)
<霞ケ浦・利根川>
『霞ヶ浦開発事業誌』
水資源協会(編)、水資源開発公団霞ヶ浦開発事業建設部
1996。
『霞ヶ浦工事事務所 30 年史―ゆたかな水とともにー』 建設省関東地方整備局霞ヶ浦工事
事務所
1997。
『霞ヶ浦・常陸利根川管内図』
国土交通省霞ヶ浦河川事務所
2004。
『利根川治水史』
栗原良輔(1943)、崙書房名著影印叢書、崙書房
『利根川百年史』
利根川百年史編集委員会
『土浦市史』
土浦市史編纂委員会、
建設省関東地方建設局
土浦市史刊行会
『利根川と淀川―東日本と西日本の歴史的展開』
『居切堀―その歴史をさぐるー』
1987
1975。
小出博、中公新書
茨城県教育委員会
1973。
1975、
1965.
「侵蝕面の発達史より見たる霞ヶ浦地方の地殻運動」東木龍七 1928、地理評
『特別展
霞ヶ浦の貝塚文化』
『角川日本地名大辞典8
『霞ヶ浦学入門』
茨城県歴史館
茨城県』
1987。
竹内理三(編)、角川書店
茨城県生活環境部霞ヶ浦対策課
『新利根川騒動記』
1983。
2001。
宮本和也、ふるさと文庫、崙書房
『七夕の大水―境町の明治の大洪水―』
4:157-174.
1978。
野本作兵衛・渡辺貢ニ、ふるさと文庫、崙書房
1978。
『茨城県史料
近世地誌編』
茨城県史料編纂員会
『茨城県史料
古代編』
『茨城県史料
近世社会経済編Ⅳ』
『茨城県史料
近代産業編Ⅰ』
『航湖紀勝』
藤森弘庵(著)、大森林造(訳)
、ふるさと文庫別冊1、筑波書林
茨城県史料編纂員会
茨城県 1968。
茨城県 1968。
茨城県史料編纂員会
茨城県史料編纂員会
茨城県 1969。
『霞ケ浦報道』
上・下
『水郷汽船史』
白土貞夫・羽成裕子、ふるさと文庫、筑波書林
『霞ケ浦の民具と生活』
岩波嶺雄(編)、常陽新聞社
茨城県 1993。
2000。
坂本清、ふるさと文庫、筑波書林
1984。
1988。
1993。
『折本良平と帆引き舟を語る』
坂本清、ふるさと文庫、筑波書林
『霞ケ浦の漁労習俗』
坂本清、ふるさと文庫、崙書房
上・下
『水郷十六島の農民―封建時代の支配と生活―』
1986。
1979。
箕輪徳ニ郎、ふるさと文庫、筑波書林
1980。
『霞ヶ浦・北浦の水産』
茨城県霞ヶ浦北浦水産事務所
『茨城県内水面水産試験場調査研究報告』
2010。
No.1~No.33
1955~1997.
「霞ヶ浦の湖上交通とプレジャーボート活動の発展」
佐藤大祐
国際交通安全学会誌
28、2、82-89、2003。
『アーバンクボタ
URBAN KUBOTA』
(株式会社クボタ)
11 特集「第四紀」
(1975) 18 特集「関東堆積盆地」(1980)
21 特集「最終氷期以後の関東平野」(1983)
『日本植生誌
関東』
『霞ヶ浦の水生植物
宮脇昭(編著)
至文堂
19 特集「利根川」(1981)
32 特集「海跡湖」(1993)
1986。
1972-1993 変遷の記録』 桜井善雄・国交省霞ヶ浦河川事務所
2004、
信山社サイテック。
<湖沼>
『水の自然誌』
E.C.ピルー、古草秀子訳
『湖沼学(増補版)』
2001、河出書房新社。
吉村信吉、1937 をもとに復刻 1976、生産技術センター新社。
『富栄養化対策総合資料』
須藤隆一ほか編
『日本地形学辞典』日下哉(編著)
1983、サイエンスフォラム。
2002、
東洋書店。
Hatchinson, G.E.
A
Treatise on Limnology vol.1.
Goltermann, H.L.
Physiological Limnology.
Wetzel, R.G. Limnology, 2
Harris, G.P.
nd
John
Elsevier
Wiley 1957.
1975.
ed. Saunders Coll. 1983.
Phytoplankton Ecology:
Structure, Function and Fluctuation.
Chapman and Hall 1986.
Lynch, J.M. and N.T. Poole (Ed).
Microbial Ecology, A Conceptual Approach. Blackwee
Sci. Publ. 1979.
Morris, I.(Ed), The Physiological Ecology of Phytoplankton. Blackwee Sci. Publ. 1980.
Rodewald-Rudescu, L. Das
Kirk, J.T.O, Light and
Schilfrohl.
Schweizer 1974
Photosynthesis in Aquatic Ecosystems. Cambridge Univ. Press,
1983.
Dykyjova and Kvet(Eds), Pond Littoral Ecosystems, Structure and Function.
Springer,1978.
Thorntn, J.A. et al(Ed),
Asessment and Control of Nonpoint Source Pollution on
Aquatic Ecosystems. Parthenon Publ. 1999.
Ryding, S.-O, and W.Rast, The Control of Eutrophicaion of Lakes and Reservoirs
Parthenon Publ. 1989.
Fay, P. and C.V.Baalen (Eds) The Cyanobacteria. Elsevier 1987.
Sandgren,C.D., Growth and Reproductive Strategies of Freshwater Phytoplankton.
Cambridge
Univ. Press. 1988.
Wetzel, R.G. and G.E. Kikens, Limnological Analyses.
常陸川水門と常陸川閘門(左端)
2000 年霞ヶ浦
2nd ed. Springer. 1990.
湖側から望む
(原図)
カモが迎える初日の出
(広報広聴課資料)
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