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HP Service Activator 5.0(729KB)

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HP Service Activator 5.0(729KB)
HP Service Activator 5.0
データシート
HP Service Activatorは、基盤となる
ネットワークテクノロジーとは無関係
に、あらゆるタイプのサービスをアク
ティベーションできる高度なフレーム
ワークを提供します。
HP Service Activatorは、サービスオーダーと、サービスオーダ
ーを処理するためにアクティベーションの対象となるインフラ
して、プロセスを定義した上で、適切なシステムを導入しなけれ
ばなりません。
HPSA (HP Service Activator) は、サービスオーダーからサービ
スインフラストラクチャの構成まで、多種多様なタスクで構成
されるアクティベーションプロセスを合理化、自動化すること
で、潜在的なボトルネックを回避し、新規サービスの導入を容
易に行えるようにします。
HPSAでは、コマンドライン、Webサービス、またはその他のプ
ストラクチャとのギャップを解消します。これにより、サービス
ロトコルに対応しているかどうかにかかわらず、コマンドインタ
プロバイダーはサービスのアクティベーションを迅速に自動化
ーフェイスまたはリクエストインターフェイスで設定可能な、ネ
し、新たな利益をより短期間で生み出せるようになります。HP
ットワークエレメントやサーバーで構成されるすべてのインフ
Service Activatorはどのサービスインフラストラクチャにも対応
ラストラクチャをアクティベーションできます。HPSAは通常、自
可能で、サービスプロバイダーのOSS/BSS環境にスムーズに統
動化によってコスト削減、スピード、精度の面で大きなメリット
合できます。
が得られる、非常に繰り返しの多いアクティベーションを実行
主な特長とメリット
動化されたコマンド通信の実行が必要な、ほぼすべてのプロセ
• 堅牢かつフェールセーフなワークフローにより、サービスを柔
スを自動化できます。
軟に定義。
• 主要プロトコルで利用可能なプラグインを用い、アクティベ
ーションターゲット (インフラストラクチャ) との対話を確立
します。
• インベントリデータベースにより、サービスで必要なリソー
する場合に導入します。それ以外にも、HPSAを使用すれば、自
HPSAは、カスタマイズされたデータモデル、ワークフロー、プラグ
インを追加することで、通信事業者の環境に合ったインベントリ
データモデルやアクティベーションプロセスを実装するソリューシ
ョンが構築できるフレームワークを中心に構成されています。また
HPSAは、加入者サービスの追加/変更/停止の際にアクティベーシ
ス、およびサービス自体をモデル化。データモデルをカスタ
ョンが必要となる、通信事業者のネットワーク/サービスインフラ
マイズし、サービスプロバイダーのリソースやサービスモデル
ストラクチャと連携するように設計されており、カスタマイズを迅
に確実に適合させます。
速に進めるための展開ツールも含まれています。
• 高性能アーキテクチャーにより、1時間あたり数千件のアク
ティベーションに対応。アクティベーションサーバーをクラス
ター構成に追加することでソリューションのスケールを拡張
します。
• クラスター構成で高可用性を実現。アクティブなクラスターノー
ドで障害が発生した場合は、処理中のアクティベーションを含む
ワークロードを別のクラスターノードが引き継ぎます。
• 特定のサービスで、あらかじめパッケージ化されたソリューシ
ョンが利用可能です。
時代の一歩先を行く通信事業者は、最新技術の可能性や既存
技術の新たな活用法を常に模索し、加入者にとって価値の高い
新しいサービスを生み出しています。新規サービスを立ち上げ
るためには、膨大なアクティベーション処理が必要となります
が、担当オペレーターが、テクノロジーとサービスを正しく理解
HPSAは、主に以下のような領域のさまざまなサービスで導入
されています。
• MPLSベースのVPN (仮想プライベートネットワーク)
• キャリアイーサネットサービス
• コンシューマー/ビジネスユーザー用のIPネットワークサービ
ス (インターネット接続、音声サービス、IPTV、トリプルプレイ、
DSL/ファイバーでのアクセス接続など)。
• 2G/3Gモバイルサービス
• IDC/ホスティング、リッチメディア
図1.
固定回線を使用するコンシューマー向けのサービスアプリケーションにおける、Service Activator、ネットワークエレメント、サーバーの位置付け
BSS: CRMまたはオーダー
管理システム
HPSAアクティベーション
システム
インベントリシステム
その他のOSS
ネットワーク/サービスインフラストラクチャ
音声ソフトスイッチ
EMS
データサーバー
ネットワークエレメント
ネットワークエレメント
ミドルウェア
プロバイダーのネットワークおよび顧客のデバイス
HPでは、市場で実績のある、ワークフロー、プラグイン、データモ
ジュールなどを個々のソリューションにあらかじめパッケージ化す
ることで、カスタマイズの手間を省き、将来の展開を予測しやすく
します。既存のソリューションには、VPNサービス、キャリアイーサ
ネットサービス、IPネットワーク経由のコンシューマー向けサービ
HP NGOSSソリューションにおけるService
Activator
HPでは、HP Service Activatorのさまざまな機能を備えた、完全
なNGOSSソリューションを提供しており、その範囲はアクティ
ス、中小企業向けのマネージドサービスなどがあります。
ベーションのみならず、オーダー管理やインベントリにまで及び
フルフィルメントソリューションを構成する
Service Activator
ントと簡単に統合できます。
多くの場合において、アクティベーションシステムは、CRMシス
NGOSSの基盤の1つである、TMFのeTOM (enhanced Telecom
テムからのリクエストで作動するサービスフルフィルメントソリ
Operations Map) では、HP Service Activatorは図2のように
ューションの一部となっています。フルフィルメントソリューショ
位置付けられます。Service Activatorは、eTOMで’Service
ンは、OM (オーダー管理) コンポーネントおよびインベントリ
Configuration and Activation’および’Resource Provisioning’
コンポーネントを個別に持ち、他のOSS/BSSシステムとの統合
と呼ばれるプロセスを自動化します。
が可能です。
図1は、アクティベーションシステムと、サービスのアクティベ
ーションリクエストでこのシステムを起動するBSSシステム、
およびサービスがアクティベーションされるネットワークと
サービスインフラストラクチャの位置付けを示しています。こ
の図の制御フローは、上から下に向けて展開されています。
ネットワーク/サービスインフラストラクチャには、さまざま
なネットワークエレメントとサーバーが含まれています。GMS
やIMS、HLR、HSS、ボイスメール/SMS/MMS用サーバー等
は、サービスインフラストラクチャに属します。これらはま
た、DHCP、RADIUS、電子メールなどのインターネットサービス
にも関連します。一般的に、新規加入者の情報に関連してアク
ます。HPSAは、後述の「プラグインライブラリ」で説明するリエ
ゾンなどを使用して、NGOSSソリューションの他のコンポーネ
HP Service Activatorの内部アーキテクチャー
図3に示すService Activatorのアーキテクチャーは、柔軟性、
堅牢性に優れており、(この図では示されていない、JBossの一
部を構成するトランザクションマネージャーを通じて) ワーク
フローを実行し、アクティベーションタスクをデリゲートする
Workflow Managerと、Workflow Managerから受け取ったタス
クを実行するResource Managerで構成されています。
HPSAは、J2EEのプラットフォームの1つで、特定のハードウェア
およびオペレーティングシステムのプラットフォーム上で稼動す
る、JBossのフレームワークで動作します。対応プラットフォーム
については「仕様」セクションを参照してください。
ティベーションする必要があるサーバーは、いずれもHPSAが把
握しているインフラストラクチャの一部となっています。
HPSAは、外部BSSまたはCRMシステムから転送されてきたリク
エストによって作動させるのが一般的ですが、他にも方法があ
ります。スタンドアロンシステムを実装して、カスタムユーザー
インターフェイス (UI) から直接リクエストを送信し、ワークフロ
ーを開始することもできます。
2
図2.
eTOMにおけるHP Service Activator
JBossのほかに、HPSAではSQL Net経由のOracleサーバーアク
セスが必要です。
Workflow ManagerとResource Managerは、JBossアプリケー
を記述したメッセージです。ジョブが完了すると、応答メッセー
ジが、アクティベーションの成功/失敗、および処理の過程で特
定された、関連パラメーターの情報とともに返されます。
ションサーバーを利用したサービスとして展開されます。HPSA
HPSAはスタンドアロンシステムとして展開することもできます。
内部で使用する、インベントリリポジトリや主要データリポジト
この場合、アクティベーションジョブの起動順序は、HPSAのUIか
リは、Oracleデータベースに格納されます。また、この図には、
ら入力します。
左右にグレーのボックスで表示された、ワークフロー、インベン
トリデータモデル、プラグインの作成に使用するカスタマイズ
ツールが示されています。以降のセクションでは、各コンポーネ
ントを詳しく説明していきます。
HPSAは、すべてのケースにおいて、ジョブに対してスケジューラ
ーの設定がサポートされます。また、スケジュールされたジョブ
は反復タスクとして処理することもできます。
Workflow Managerノースバウンドインターフェイス
ワークフロー
ノースバウンドインターフェイスは、通信プロトコル、または同
HPSAの主要なロジックシーケンスはワークフローを通じて実
期/非同期インターフェイスの必要性に応じて、複数の方法でカ
施されます。ワークフローは、サービスをアクティベーションす
スタマイズできます。
る上で必要なプロセスを段階的に説明したものです。ワークフ
Workflow ManagerはJava API over RMIをサポートしており、
ローの実行をジョブといいます。ジョブの多くはHPSAで同時に
外部ソフトウェアコンポーネントでジョブを開始し、ステータ
実行されます。
スを表示できます。APIの一部は、SOAP/HTTPを使用すること
ワークフローのジョブは、Workflow Managerの制御下で実行
で、Webサービスインターフェイスとして利用できます。この方法
されます。ワークフローのアクティビティ単位をワークフローノ
を用いる場合、ノースバウンドシステムは、ワークフロージョブを
ードといいます。Workflow Managerは各ワークフローノードを
明示的に処理する必要があります。
実行した後、ワークフロージョブのステータスを該当するリポ
あるいは単に、ソリューション固有のノースバウンドWebサー
ジトリに保存します。これは、次のワークフローノードが完了す
ビスインターフェイスを設計し、少ないJavaコードでWorkflow
る前に障害が発生した場合に備えて、ジョブの再実行ポイント
ManagerのAPIをラップできるメソッドを実装します。そうすれ
を作成するためです。このようにしてステータスを保存するこ
ば、Javaクラスのpublicメソッドが、JBossWSを使用したJBossの
とで、サーバーの障害に対するワークフロージョブの耐障害性
Webサービスコンテナーで展開されます。
が向上します。クラスターサーバー構成の場合、ワークフロージ
ョブは、アクティブのクラスターノードで障害が発生するとすぐ
に、別のクラスターノードで再起動されます。
ワークフロージョブの制御
多くの場合、HPSAはフロースルーアクティベーション向けソリュ
ーションとして展開されます。ワークフロージョブのトリガーと
なるのは、ノースバウンドのOrder Managementシステムまたは
CRMシステムから送られてくる、サービスのアクティベーション
3
図3.
HP Service Activatorアーキテクチャー
アクティベーションリクエスト
Workflow
Designer
インベントリ
Resource
Manager
プラグイン
リポジトリ
Service
Builder
プラグイン
ワークフロー
プラグイン
Workflow
Manager
プラグイン
Inventory
Builder
オペレーター
GUI
ネットワーク/
サービス
インフラ
ストラクチャ
ワークフロージョブは、特定の通信プロトコルを使用して受信メ
ワークフロージョブとの連携
ッセージを受け取る、リスナーモジュールからも開始できます。
ワークフロージョブは、さまざまな方法で、外部システムと連携
この場合、メッセージの解釈はワークフローロジックに委ねら
することができます。ジョブの実行には、外部システムと連携す
れます。
るメッセージベースの通信を使用できます。メッセージベースの
すぐに実行、終了されないワークフローの場合、ワークフローの
完了時に非同期通知がノースバウンドシステムに送信されます。
統合は、さまざまなエンタープライズメッセージバス環境に適応
します。メッセージの送受信には、モジュールが使用されます。
このメッセージは、設定可能な送信モジュールを使用して、ワー
HPSAには、オペレーターがUIを通じてダイアログを使用し、アク
クフロー自体から送信できます (環境に応じて、TCPで直接送
ティベーションに必要なパラメーターを指定できるサポート機能
信、またはHTTPやJMSを使用)。
モジュール
Workflow Managerは拡張性を踏まえて設計されており、設定可
が組み込まれています。また、このダイアログを使用すれば、自
動プロセスの開始前に、アクティベーションプロセスの手動処理
が完了したことを確認できます。
能なモジュールを使用して、外部システムやさまざまな内部機能
と連携することができます。このスキームにより、ある機能を実
行するモジュールを置き換えることで、機能の実装を変更できま
す。また、外部統合用の通信プロトコルセットはシステムインテ
グレーターによって拡張できます。
ワークフローノード
HPSAにはワークフローノードのライブラリが含まれており、ワー
クフローで必要な処理の大部分を実行できます。ここで言う処理
とは、メッセージの送受信、受信メッセージの解析による重要フ
ィールドの抽出、応答メッセージのフォーマット、インベントリデ
ータの読み取り/書き込み、文字列やその他のデータ値の処理、
監査証跡の記述、オペレーターへのメッセージ配信、オペレータ
ーから情報を取得するためのダイアログの実行などです。
Activateノードだけが、他とは異なり、タスクの実行を開始して、
通信事業者のネットワーク/サービスインフラストラクチャ内に
ある、1つまたは複数のターゲットを設定します。
ワークフローノードの特殊なセットであるRuleノードは、試行し
た処理の成功/失敗、または取得/算出した変数をベースに、フロ
ーチャート化されたロジックの分岐判断に用いられます。
また、Javaコードを追加すれば、カスタムワークフローノードを
追加することができます。
4
ワークフローのステータス − 変数
は自由で、容易に変更可能です。また、ユーザーがUIから、フィ
ワークフローでは、ワークフローノードがアクセスする変数セ
ールドをデータクラスに追加することもできます。
ットを定義します。Workflow Managerは、Oracleデータベー
リクエストされたパラメーターでのサービスの詳細、さらには
スで実行するジョブごとに、変数値などのステータスのレコ
ードを保持します。ワークフロージョブは、プラットフォーム
(CPU、OS、またはJBoss) が停止しても、これらのレコードをも
とに再開できます。ワークフロージョブはクラスタープラットフ
ォームのサーバー間で移行可能です (後述の「ソリューションの
展開」を参照)。
オペレーターのロール
ワークフロージョブでオペレーターの介在が必要な場合、オペ
レーターロールの概念を用いて、特定のオペレーターのみが操
作可能とするような制御ができます。オペレーターごとのロー
ルは、オペレーターがUIにログオンした際に認証され、オペレ
ーターに表示するジョブのやり取りを制限します。ロールの概
念はAPIにも適用されます。
アクティベーションパラメーター
アクティベーションのワークフローにおける一般的なタスクは、
パラメーターの収集、サービスに必要なリソースの確保、サー
ビスにおける実際のアクティベーションの実行、インベントリへ
のサービスの記録、そしてオペレーターやその他のシステムへ
の通知です。
サービスのアクティベーションで使用されるリソースのIDやテク
ニカルパラメーターの詳細は、サービスインベントリに記録さ
れます。サービスデータモデルの複雑性は、対象となるサービ
スによって異なり、必要に応じて、サービスごとに、1つまたは複
数のデータエンティティとして定義できます。
インベントリUI
すべてのインベントリデータは、ワークフローで取得、更新され
ます。インベントリデータは、オペレーターがインベントリUIを
通じて利用することもできます。インベントリUIの画面について
は、図4の画面例を参照してください。
インベントリUIでは、すべてのデータを展開可能なツリー構
造で表し、このツリー構造にはデータオブジェクト間のエン
ティティの関係が反映されます。たとえば、デバイス上のポー
トは、デバイスを表す分岐の子分岐として展開できます。顧
客、VPN、VPNサイト、アドオンサービスなどの、完全に論理的
なオブジェクト間においても同様のリレーションを構築できま
す。完全なUIは、複数のツリーで構成され、アクセスネットワー
ク、ソフトウェアサーバー、コンシューマー向けサービス、法人
ユーザー向けサービス、システム構成など、特定の項目に関連
ワークフロージョブを開始する最初のメッセージでは、通常、アク
するデータが、それぞれのツリーで表示されます。インベントリ
ティベーションに必要ないくつかのパラメーターを指定します。場
UIは、HPSAのメインUIとは別のブラウザーウィンドウで起動さ
合によっては、パラメーターの値を、顧客が使用するノースバウン
れます。
ドシステムで提供される一般的な用語から、技術的な用語に置き
換える必要があります。また、この置き換えを実行するには、ネット
ワークリソースおよび構成済みの既存サービスのデータモデルを
確認しなければならない場合があります。ここで通常必要となるの
は、インベントリからのデータ取得です。このプロセスを通じて、
ワークフロージョブは、ジョブに属する変数パラメーターを、ワ
ークフロー内のワークフローノードでも使用できるように蓄積
します。
監査証跡
Workflow Managerは監査証跡をデータベースに記録します。
監査記録は、ワークフロージョブの開始/停止/終了時に書き込
まれ、その他の記録は、ワークフローで明示的に書き込むこと
ができます。
インベントリ
ネットワークおよびサービスインフラストラクチャとそのリソー
ス、さらにアクティベーションされたサービスのデータモデルを
管理する機能は、アクティベーションソリューションには欠かせ
ないものです。そのため、HPSAにはインベントリ機能が組み込
また、豊富な検索機能により、オペレーターはあらゆるデータオブ
ジェクトの検索、UIからサブツリーの使用、ユーザーが定義したデ
ータフィールドのオブジェクトクラスへの追加等が行えます。
さらにインベントリUIをインターフェイスとして使用すれば、さま
ざまな処理を開始できます。最も単純なケースでは、ツリーにメ
ニューを取り入れ、そのメニューを使用して、データエンティティ
と同様にデータモデルを作成、表示、編集、削除するためのフォ
ームを起動できます。これらのフォームのJSP (Java Server Page)
は、Inventory Builderで生成されます。Inventory Builderの例は図
4を参照してください。JSPは拡張可能なため、データベースレコー
ドの読み取り/書き込み/削除以外にも数多くの処理が実行できま
す。たとえば、
「サービスのアクティベーションを行い、それをデー
タモデルに記録、またはサービスのテストを実行する」といった処
理をワークフロージョブで実行できます。
また、オペレーターのロールを定義することで、オペレーターに
よる、特定のツリーや分岐へのアクセス、またはツリー分岐か
らの特定の操作の実行を管理できます。
まれています。この機能は、他社のリソース/サービスインベン
トリ製品とも統合可能です。
リソースデータは、サービス提供プロセスの一部として、特定の
顧客に割り当てる必要があるすべてのリソースをモデル化し、さ
らにサービスインフラストラクチャに含まれ、アクティベーショ
ンの影響を受ける、ネットワークエレメントやその他のリソース
の全コンポーネントをモデル化します。サービスのリソースを設
定するために必要なすべてのデータ (たとえば、オブジェクト識
別子や現在設定されているステータス) は、ワークフローがリ
ソースインベントリから取得します。プロバイダーが表示/更新
をリクエストする、インフラストラクチャに関するその他のデー
タは、インベントリデータモデルに追加できます。データの定義
5
図4.
Inventory Builderで生成したInventoryのUI画面
Oracleの利用
ラグインに渡すため、どのプロトコルにも対応できます。
Oracleデータベースは、HPSAのネイティブなインベントリデー
トランザクションベースのコンパウンドタスク
タストアとして利用でき、信頼性、保守性、拡張性などのメリッ
トがあります。その他のメリットとして、Oracleのレポート生成
ツールが利用できるため、データモデルコンテンツの必要なサ
マリーを作成できます。
サービスのアクティベーションに複数のターゲットが関わる場
合、たとえばいくつかのサブサービスに対して複数のサーバー
が関連する場合、トランザクションベースのコンパウンドタスク
を利用することで複雑なエラー処理を簡単に行えるようにしま
既存のインベントリの統合
す。コンパウンドタスクは、アトミックタスクのシーケンスで、そ
ネイティブのインベントリ機能を利用する代わりに、データレコ
れぞれが1つのターゲットのみに関与します。コンパウンドタス
ードレベルでのアクセス (たとえばSQL (JDBC) インターフェイ
クを実行すると、すべてのアトミックタスクが成功したこと、ま
スなど) を通じて、HPSAを他社のインベントリデータベースと
たはトランザクションがロールバックされたことを確認できま
統合できます。
す。JBossのトランザクションマネージャーはトランザクション
インベントリのその他の活用法
を制御します (注記: 図3は簡略化しているため、トランザクシ
HPSAのインベントリサブシステムは、アクティベーションに関
連するデータ以外にも活用できます。たとえば、このサブシス
テムを利用して、特定のサービスに割り当てまたは設定され
ョンマネージャーが記載されていません。トランザクションマ
ネージャーはWorkflow ManagerとResource Managerの間で
機能します)。
ていない、ネットワーク上の装置、デバイス、またはデバイスコ
プラグインとアトミックタスク
ンポーネントの完全なインベントリデータを保持できます。ま
アクティベーションターゲットとのやりとりの最小単位である
た、特定の顧客に対してサービスを追加する前にネットワーク
アトミックタスクは、プラグインで実行されます。プラグインに
デバイスを構成しておくなど、インベントリに関連するプロセス
は、特定クラスのターゲット (たとえばデバイスモデルなど) で
を、HPSAのワークフローとして実行できます。
必要なすべてのアトミックタスクが含まれています。
アクティベーション
プラグインの制御はResource Managerで行います。ワークフ
HP Service Activatorにおけるアクティベーションは、ターゲッ
トに対してコマンドを実行し、そのターゲットが、サービスを提
供する上で必要な機能を実行できるようにすることを意味しま
す。アクティベーションのターゲットの例としては、ルーター、
スイッチ、マルチプレクサー/ファイアウォール等のネットワーク
エレメントまたはサーバー上のソフトウェア等があります。
サポートする管理通信用プロトコルは、各ターゲットで異なり
ます。EMSやサーバーなど、コンピューターベースのターゲット
は、多くの場合、Webサービスインターフェイスに表示されま
す。IPベースのネットワークエレメントは、多くがクリアテキスト
ロージョブの制御下でアクティベーションタスクが実行される
と、まず、トランザクションマネージャーにタスクが渡され、ト
ランザクションマネージャーはそれぞれのアトミックタスクを
Resource Managerに渡して実行させます。ターゲットに対する
実際の通信やコマンド呼び出しなどは、その後プラグインで実
行されます。
また、特定のアクティベーションソリューションには、プロバイ
ダーのネットワークやサービスインフラストラクチャに必要な
プラグインがすべて含まれており、ソリューションの一部として
プラグインを容易に展開できます。
のCLI (コマンドラインインターフェイス) に対応しています。ま
た、SNMPやCORBAなどのプロトコルも利用可能です。HPSA
は、ターゲットとのやり取りを別のコンポーネント、すなわちプ
6
プラグインライブラリ
オペレーターUI
HPSAには、共通プロトコルの汎用プラグインや他のHP OSS製
HPSAが提供するWebベースのUIにより、システムの現在のアク
品と連携する為のリエゾンが付属しています。
ティビティを表示し、システム管理者用のさまざまな機能を利
この汎用CLIプラグインは、ネットワークエレメントの重要なク
ラス、すなわちルーターやスイッチなどの、テキスト形式のCLI
用できます。オペレーターはこのUIを使用して、実行中のジョブ
やメッセージの確認、必要に応じたジョブとのやり取り、および
に対応するコンポーネントに使用されます。プラグインはデバイ
インベントリビューの起動が行えます (前述部分で説明)。
スへの接続を確立すると、コントロールファイルの記述にした
ユーザーはログイン時に認証を受け、自らに割り当てられたロ
がって対話します。コントロールファイルは通常、テンプレート
ールに沿って、UIで処理を実行します。ネイティブの認証モジュ
ファイルのプレースホルダーをパラメーター値に置き換えたも
ールは、HPSAのデータベースに保存された、ユーザー情報、ロ
のです。テンプレートファイルに格納されたコマンドシーケンス
ール情報、権限情報を使用します。また、ホストオペレーティン
の情報を使用して、デバイスで必要な機能を実行できるように
グシステムに認証を委ねているその他のモジュールが利用でき
設定します。汎用CLIは、いずれかのコマンドシーケンスでデバ
ます。たとえば、集約化されたユーザーデータベースにLDAP経
イスからエラーが返ってきた場合、このコマンドシーケンスをロ
由でアクセスするには、適切な認証モジュールをカスタマイズ
ールバックできる機能を備えています。
する必要があります。
汎用HTTPプラグインはアクティベーションターゲットに使用さ
図5は、システム管理者用のユーザーインターフェイスの画面例
れるもので、通常は、SOAPメッセージを利用したWebサービス
です。その他のユーザーでは、定義したロールに応じて使用でき
としてHTTPリクエストを受け入れます。このプラグインは、認証
るメニューが制限されます。
情報の交換やデータの暗号化において、TLS (トランスポート層
セキュリティ) をサポートしています。このプラグインでは、転
送される実際のメッセージをワークフローで準備する必要があ
ります (通常は、テンプレートファイルでプレースホルダーをパ
ラメーター値と置き換えます)。また、このワークフローでは、タ
ーゲットからの応答メッセージも解析する必要があります。
TeMIPリエゾンにより、HP TeMIP 5.0およびHP Service
Activatorの標準機構は、別のプラットフォームから起動されま
す。Service ActivatorのワークフロージョブはTeMIPから起動
し、TeMIPの指示は、HPSAのワークフローやプラグインで実行
されます。
NNMリエゾンは、HPSAからNNMへのイベント送信機能や
NNMのSNMPユーティリティの利用機能など、HP Network
Node Manager 7.5の複数の機能とHP Service Activatorの統
合を実現します。
汎用プラグインの他に、ユーザー実装の一部として、特定のタ
ーゲットのプラグインが多数開発されています。ターゲットに
は、次のようなものがあります。
• VPNおよびその他のソリューションで使用されるMPLSルー
ター (Cisco、Juniper、Huawei、Alcatelなどの大手ベンダー
の製品)
• ファイバー/DSLアクセススイッチ、ルーター (Cisco、Alcatel/
Lucent、Huawei、Nortelなどの大手ベンダーの製品)
• HLRおよびその他のモバイルサービス向けサービスプラット
フォーム (Ericsson、Siemens、Huawei、Nokia、Alcatel、Com
verseなどの大手ベンダーの製品)
• 音声ソフトスイッチ、IPTVミドルウェア
• コンシューマー向けゲートウェイルーター
UIはワークエリアで区分されています。左側のメニューから項
目を選択すると、目的のビューが表示されます。表示項目には、
次のようなものがあります。
• [Jobs] − Workflow Managerで現在実行されているすべての
ジョブを一覧表示します。オペレーターが表示できるのは、
自らのロールに対応するジョブのみです。ジョブとのやり取り
は、このエリアから開始します。
• [Messages] − ワークフロージョブで記述されたメッセージ
を一覧表示します。メッセージは、タブ形式で表示されます。
メッセージの表示内容は、ロールによって制限されます。
• [Audit Message] − システムの監査証跡で構成される、メッ
セージのサマリーを一覧表示します。メッセージは、特定の
間隔やイベントタイプでフィルタリングできます。一覧に含ま
れるメッセージの詳細は、ダブルクリックで表示されます。
• [Track Activation] − 現在アクティブなトランザクションの詳
細を表示します。
• [Inventory] − 別ウィンドウで、インベントリのUIを起動します。
• [Logs] − トラブルシューティングに役立つアクティビティの
詳細を表示します。
[Self Management]の下には、その他のさまざまな項目が表示
されており、システム管理者は、過去のログ/メッセージリスト
の削除、システム構成ファイルやワークフロー定義の再読み込
みといった作業を実行できます。 [Self Management]に含まれ
るその他の機能は以下のとおりです。
• [User management] − ユーザーおよびロールのリポジトリ
で、エントリの作成、変更、削除を実行できます。図5では、既
に割り当てられているロールの一覧を[User Management] ビ
ューで表示しています。
• RADIUSサーバー、LDAPサーバー
7
図5.
ユーザー管理機能とワークフロージョブ連携させるUI
• [Statistics] − 2つの統計ビューを表示できます。どちらのビ
ワークフローの検証はHPSAのUIでサポートされています。一
ューでもシステムで収集した情報がグラフ表示されます。ワ
部のワークフローはUIから直接起動でき、その他のワークフロ
ークフローの持続時間、アクティベーション時間、アイドル時
ーについては、テストメッセージを挿入することで、ワークフロ
間などの情報は、オペレーターのビューで表示されます。管
ーを実行するためのジョブを起動させるリスナーモジュールが
理者用のビューでは、使用中のスレッド、実行中のジョブ、ロ
作動します。この修正と再検証のサイクルは、非常に短時間で
グインユーザー数などが表示されます。
実行されます。
• [Export] − 統計データをエクスポートできます。
Inventory Builder
• [Distribution] − クラスター内のアクティベーションサーバー
Inventory Builderは開発ツールとして、Oracleのカスタマイズデ
ノードのステータスを示すと同時に、現在停止しているノード
ータモデルの実装に必要な全ての要素、すなわちデータベース
や再開するノードを管理する機能で、サーバーのメンテナン
テーブルを生成するためのSQLスクリプト、ワークフローに必
スを行います。
• [Test Messaging] − ノースバウンドシステムからのリクエス
トメッセージの受信をシミュレートし、テストします。
セキュリティとプライバシー
要なすべてのアクセス機能を実装するJavaクラス、テーブルに
アクセスするためのUI、複数テーブルのデータを結合するクエ
リー機能、およびそれらのデータをUIで表示するためのJSPを
生成します。Inventory Builderへのインプットはインベントリの
記述子で構成されており、各データクラスに対してシンプルな
HP Service Activatorの設定では、HTTPインターフェイスのノー
XML形式で提供されます。
スバウンド/サウスバウンド上のTLS/SSL (セキュアソケットレイ
インベントリ記述子の準備プロセスは、データモデルの設計か
ヤー)、およびCLIのSSHを使用して、送受信する情報のアクセス
時のセキュリティやプライバシーを検証できます。
カスタマイズツール
HPSAプラットフォームには、カスタマイズを迅速に行うための
ツールが含まれています。これらのツールは、既存のソリューシ
ョンを変更、または独自のソリューションを開発する際のカス
タマイズに適しています。
ソリューションアーキテクチャーの3つの主要領域に対応す
る開発ツールとして、Workflow Designer (ワークフロー)、
ら始まります。このプロセスでは、データクラスとそのフィール
ド、エンティティの関係を特定します。プロジェクトのデプロイ
メントの段階では通常、ネットワークリソースや既存サービスを
表すデータをデータモデルに取り込みます。
Service Builderとプラグイン
Service Builderは開発環境で、操作性に優れたUIが搭載されてお
り、図6の右側の図で示すとおり、プラグインやアトミックタスクの
実装、コンパウンドタスクの定義に用います。Service Builderには、
コードのテンプレートやエディターが搭載されています。
Inventory Builder (インベントリ)、Service Builder (プラグイン)
があります。
Workflow Designer
Workflow Designerはワークフローをフローチャートとして作成/
編集するためのGUIツールです。Workflow DesignerのGUIは図6の
左側に表示されています。ワークフローノードはライブラリ (図6の
左側の図の左ペイン) からクリックアンドドロップでワークフロー
に配置します。そして、矢印を挿入、調整するツールを使用して、ワ
ークフローやスモールポップアップウィンドウ内で制御フローを定
義し、各ワークフローノードのデータ処理でソース/出力先パラメ
ーターとして使用する変数を指定します。
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図6.
Workflow Designer/Service Builderの画面例
プラグインは特定のアクティベーションターゲットのためのアト
• 拡張性: HPSAのワークロードはクラスター内のすべてのクラ
ミックタスクを実行するメソッドを含むJavaクラスとして実装
スターノードに分散でき、新たにクラスターノードを追加すれ
されます。大部分のケースでは、汎用プラグインやその他の既
ば、全体の処理能力が向上します。
存のプラグインを特定のターゲットに対して使用できます。通
常のケースで新しいプラグインが必要となるのは、アクティベー
ションターゲットが、IDLまたはWDSLのインターフェイス記述を
利用できる、CORBAまたはWebサービスのインターフェイスに
対応している場合です。どちらのケースにおいても、一般に利
用できるツールを使用して、クライアント側のスタブでJavaコ
ードを派生させ、汎用的なメソッドを実行できます。プラグイン
を作成する最も簡単な方法は、アトミックタスクで用いる各メ
ソッドをラップすることです。Service Builderでは、組み込まれ
ているテンプレートからアトミックタスクのスケルトンコードを
生成し、さらにこのスケルトンコードで、アトミックタスクのパ
ラメーターに必要なスタブメソッドを呼び出し、例外を処理す
るためのコードを記述する必要があります。
Service Builderでは、プラグインやコンパウンドタスクにあるア
トミックタスクの実装について、コーディング、コンパイル、テ
ストのすべてをUIから行うことができます。コンパウンドタス
クは、アトミックタスクを選択し、一覧に配置することで構成
されます。
ソリューションの展開
• 高可用性: クラスター内のクラスターノードで障害が発生し、停
止した場合、またはクラスターノードが運用対象から外された
場合でも、現在実行されているすべてのワークフロージョブは
継続し、残りの (1つまたは複数の) クラスターノードに再割当さ
れます。
クラスター内のすべてのクラスターノードは、Oracleデータベー
スが保持する静的な情報 (ワークフローの定義、インベントリツ
リー等) および動的な情報 (ワークフロージョブのステータス等)
の共通リポジトリを同期する形で共有します。図7の右側は、ワ
ークフローエンジンのクラスターが、1つの分散エンジンとして
機能することを示しています。
HPSAはワークフローのジョブ単位で稼動します。ジョブの開始時
に、クラスターノードが選択され、ワークフロージョブが実行され
ます。ジョブは、クラスターノードで障害が発生した場合を除き、完
了するまで選択されたクラスターノード上で実行されます。
HPSAが稼動している際には、通常、各クラスターノード上で複数
のジョブが実行されています。作業の割り当ては、ジョブの終了
時と新規ジョブの開始時に変更されます。システム管理者は、UI
を通じて、実行中のジョブやクラスターノードへのジョブの割り
シングルサーバーまたはクラスタープラットフォーム
当て状況を表示できます。
HP Service Activatorのワークフローエンジンは、図7の左側で示
クラスターの負荷分散を決める制御上の定義は、新たなワーク
すとおり、JBoss、OS、サーバーハードウェアで構成されるプラッ
フロージョブが開始されるクラスターノードを選択することで行
トフォームスタック上で動作します。
われます。この定義は、ジョブ開始のリクエストを受信するクラ
Service Activatorはまた、ローカルエリアネットワークのセグメン
スターノード上にある、Workflow Managerの分散モジュールで
ト内で接続されたサーバークラスター上でも展開可能です。これ
行われます。この分散モジュールは定義を行った後、開始のリク
らのサーバーはクラスターノードと呼ばれますが、クラスター構
エストを指定されたクラスターノードに転送します。
成は2つの大きなメリットがあります。
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図7.
HP Service ActivatorのプラットフォームスタックおよびHP Service Activatorの分散ワークフローエンジン
HPSAワークフローエンジン
単一の分散HPSAエンジン
クラスターノード1
クラスターノード2
クラスターノード3
サーバー1
サーバー2
サーバー3
JBoss J2EEサーバー
オペレーティングシステム
サーバーハードウェア
HPSAには、3つの選択アルゴリズムを実装する3つの分散モジュ
ールが搭載されています。
まとめ
HP Service Activatorは堅牢なプラットフォームであり、革新的な
• 単純なラウンドロビン方式
サービスのアクティベーションソリューションを迅速に構築、ま
• 重み付けされたラウンドロビン方式 (各クラスターを処理能力
たは既存のサービスのアクティベーションプロセスを自動化しま
に応じて重み付け)
• Workflow Managerでのスレッドの処理を待機しているワーク
す。Service Activatorでは、以下のソリューションを提供します。
• 広範なアクティベーションターゲットに対応する、トランザク
フロージョブのキューが最も短いクラスターノードの選択 (決
ションベースのセキュアなアクティベーションプロセス。問題
定がなされた時点でのロード時間)
が発生した場合、以前の状態にロールバックされます。
Workflow Managerは、アクティブな分散モジュールのない「ス
• さまざまなアクティベーションターゲットとの通信を簡単に
タンドアロンモード」で実行可能です。
設定できる、再利用可能なプラグイン。ターゲットは、ネット
その他のWorkflow Managerモジュールの場合、カスタム分散モ
ワークエレメント、EMS、またはサーバー上のソフトウェアで、
ジュールを実装することにより、HPSAにノード選択アルゴリズム
を追加拡張できます。
クラスターノードの障害は、別のクラスターノードのWorkflow
Managerが検出し、この検出は、共有データベースの「キープア
ライブ」タイマーの監視によって行います。そして、1つのクラス
ターノードが自動的に再分配マネージャーの役割を担います。再
分配マネージャーが障害の発生したクラスターノード上でアクテ
ィブとなっていたすべてのワークフロージョブを再実行し、各ジ
ョブで、実行のための新たなクラスターノードが選択されます。
この場合、障害が発生したクラスターノードの稼動は、稼動可能
な残りのクラスターノードすべてで分担され、新規ジョブは、稼
通信プロトコルを組み合わせて対応します。
• ネットワークリソース、アクティベーションしたサービス、およ
びその他関連データを容易に含めることができるデータモデ
ル。このデータモデルのカスタマイズで、プロバイダーのサー
ビスモデルに完全に適応します。
• CRMシステムやその他のOSSコンポーネント (たとえばエン
タープライズメッセージバスなど) との容易な統合。
• 多彩な通信手順、データ取得手順、算出手順をフローチャー
トとして定義できる柔軟なワークフロー。
• 高度かつ操作性の高いツールを利用したカスタマイズ。
動可能なクラスターノード上のみで開始されます。
Deployment Manager
1つのサーバーまたはクラスターサーバー上で展開されている
HPSAプラットフォームでは、複数の独立したカスタマイズソリ
ューションが共存できます。複数のソリューションを展開し、さ
らに各クラスターノード上にあるすべてのソリューションを一致
させるには、HPSAに同梱されているDeployment Managerユー
ティリティを使用します。
Deployment Managerには、グラフィカルコントロールインター
フェイスが備わっており、ユーザーはガイドに従ってHPSAフレ
ームワークの上位ソリューションについて、カスタマイズコンポ
ーネントの展開と削除を行えます。クラスタープラットフォーム
の場合、Deployment Managerはすべてのクラスターノードが同
一の構成となっていることを確認します。
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仕様
ランタイム環境
HP-UX 11iV2、Java 2 SDK v 1.5.0.09、Jboss 4.2.2
Sun Solaris 10、Java 2 SDK v 1.5.0_14、Jboss 4.2.2
Microsoft® Windows® Server 2003、Java 2 SDK v 1.5.0_12、Jboss 4.2.2
高可用性 (Oracle用)
HP-UX − MC/ServiceGuardバージョンA.11.15
Sun Solaris − Sun Cluster 3.0
UIクライアント
Windowsクライアント: Microsoft Internet Explorer 6.0以降
インベントリ/システムリポジトリ
Oracle 10g
システムインテグレーター開発
Microsoft Windows Server 2003
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HPの強み
通信ソリューションが複雑さを増し、急速に発展する中、サービ
スプロバイダーは、さらに革新的なサービスを市場に投入するの
みならず、顧客ロイヤルティを保ちながら、よりシンプルなサー
ビスを実現する必要に迫られています。通信/メディアサービス
プロバイダーがこれを成し遂げるには、優れた能力を持つ戦略的
なパートナーが必要です。HPは目標とするシームレスなソリュー
ションを、パートナーとの統合を図りながら、迅速かつ効率的に
お届けします。HPのシステムおよびソリューションは開放性と柔
軟性に優れており、導入することでサービスのカスタマイズ、ま
たは付加価値サービスの創出が可能になります。そしてHPのサー
ビスでは、非常に複雑なサービスの開発、統合、テスト、導入、サ
ポートを行うための専門知識を提供します。このワンストップの
購入アプローチにより、プロバイダーは、サプライヤーではなく、
顧客に重点を絞ることができます。
HPは30年以上にわたって培ってきた専門知識を、有能な統合
チームやCME (通信/メディア/エンターテイメント) 部門に集約
し、500社もの優れたソリューションパートナーとともに、世界最
大手のサービスプロバイダーや装置プロバイダー、メディア、エ
ンターテイメント、およびケーブル事業者の加入者対応を支援し
ています。
HPは、ネットワークインフラストラクチャに配置するソリューシ
ョン、テクノロジー、サービス、ネットワークのサービス/運用/
業務支援、モバイル/リッチメディアソリューション、そしてエンド
ユーザーアクセスを提供します。これらの革新的なサービスによ
り、HPは通信、メディア、エンターテインメント業界に変革をもた
らす、
マーケットリーダーとしての地位を確立しています。
テクノロジーは、ビジネスのより良い成果のために
© Copyright 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は、将来予告なしに
変更されることがあります。HP製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサ
ービスの保証規定書に記載されています。本書の内容が、追加保証の構成を意味することはあり
ません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書の技術的あるいは校正上の誤
り、省略に対しては責任を負いかねますのでご了承ください。
詳しくは、www.hp.com/go/communications(英語)
www.hp.com/jp/communications(日本語)をご覧ください。
DSW09549-01, 2008年7月
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